正答3
解説
正解は3です。
Danielsらの徒手筋力テストにおける足関節底屈(腓腹筋・ヒラメ筋)の段階づけを問う問題です。
図1は腹臥位での検査、図2は膝伸展位の片脚立位での踵上げ、図3は膝屈曲位での片脚立位での踵上げです。
【選択肢別解説】
1:× 腹臥位で完全な底屈運動ができても抵抗に耐えられない場合は、段階2と判定します。
段階2-は、腹臥位で可動域の一部しか動かせない場合です。
2:× 腹臥位で最大抵抗に負けずに保持できても、立位で踵上げができない場合は段階2+です。
段階2ではなく、1段階上の段階2+と判定します。
3:○ 立位で疲れなしに完全な踵上げを1回行えれば、段階3と判定します。
足関節底屈は体重を負荷とする踵上げで、段階3以上を区別します。
4:× 踵上げが20回では段階5に届きません。
当時の基準では、休まず正しい踵上げを25回以上行えて段階5です。
2〜24回であれば段階4と判定します。
5:× 図3は膝屈曲位での踵上げで、ヒラメ筋のテスト肢位です。
膝を曲げると二関節筋の腓腹筋がゆるみ、単関節筋のヒラメ筋が主に働きます。
【ポイント】
腓腹筋は膝伸展位、ヒラメ筋は膝屈曲位で検査するのが基本です。
底屈筋は抗重力で強い力が要るため、徒手抵抗ではなく踵上げの回数で段階をつけます。