正答1
解説
正解は1です。
成人の静止立位では、重心線は耳垂の少し後ろ(乳様突起付近)、肩峰、大転子、膝関節の前方、外果の前方を通ります。
【選択肢別解説】
1:○ 重心線は足関節軸(外果)の前方を通ります。
そのため身体は前方に倒れようとし、下腿三頭筋が活動して支えています。
2:× 重心線は膝関節軸の前方を通ります。
膝は伸展方向の力を受け、靱帯などで安定します。
3:× 重心線は環椎後頭関節のやや前方を通ります。
頭部は前に傾こうとし、項部の筋が支えています。
4:× 成人の重心の位置は、第2仙椎のやや前方にあります。
第2腰椎ではありません。
5:× 小児は身長に対して頭部が大きいため、重心の位置は相対的に高くなります。
成人は小児より重心位置が低いです。
【ポイント】
静止立位の重心は、足底から身長の約55〜56%の高さ(第2仙椎の前方)にあります。
重心線が関節軸の前後どちらを通るかで、その関節を支える筋や靱帯が決まります。