正答4
解説
正解は4です。
扁平上皮癌は、皮膚や食道、子宮頸部などの扁平上皮に似た形をとる上皮性の悪性腫瘍です。
角化や細胞間橋(デスモソームによる細胞どうしの結合)が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 粘液を産生するのは腺癌の特徴です。
扁平上皮癌は角化物(ケラチン)を作ります。
2:× 扁平上皮癌は上皮組織に由来します。
神経組織に由来する腫瘍には、神経芽腫や神経膠腫などがあります。
3:× 複数の胚葉の成分を含むのは奇形腫です。
4:○ 扁平上皮癌の細胞は、細胞間橋で互いに結合し、敷石状の胞巣を作ります。
5:× 癌腫では、腫瘍細胞の集まり(胞巣)のまわりを間質が囲みます。
個々の細胞の間に間質が入り込むのは、肉腫の特徴です。
【ポイント】
癌腫は上皮性、肉腫は非上皮性(間葉系)の悪性腫瘍です。
扁平上皮癌は角化と細胞間橋、腺癌は腺管の形成と粘液産生が特徴です。