正答4
解説
正解は4です。
寒冷療法は組織の温度を下げ、代謝・血流・神経伝導・炎症反応を抑える物理療法です。
急性外傷の初期治療や疼痛・痙縮の軽減に用います。
【選択肢別解説】
1:× 冷却により神経伝導速度が遅くなり、痛みを感じにくくなります。
痛覚閾値は低下ではなく上昇します。
2:× 温度が下がると血液の粘稠度は上昇します。
3:× 冷却で血管が収縮し、毛細血管透過性は低下します。
そのため、浮腫や腫脹が抑えられます。
4:○ 組織の温度が下がると細胞の代謝が低下し、酸素需要量が減少します。
外傷後の酸素不足による二次的な組織損傷を防ぐ効果があります。
5:× 短時間の寒冷刺激は、むしろα運動ニューロンの活動を促通することがあります。
持続的な冷却による痙縮の軽減は、主に筋紡錘の感受性低下や神経伝導の遅延によるものとされます。
【ポイント】
寒冷療法の作用は、代謝低下・血管収縮・透過性低下・疼痛閾値上昇・神経伝導速度低下と覚えます。
温熱療法では多くがこの逆になります。