正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
Daniels の徒手筋力テストでは、頭部屈曲(上位頸椎の屈曲)と頸部屈曲を分けて検査します。
頸部屈曲の主動作筋は胸鎖乳突筋などで、頸椎全体を屈曲させる運動をみます。
【選択肢別解説】
1:× 上位頸椎の運動(顎を引くうなずき運動)を測るのは頭部屈曲の検査です。
頸部屈曲は頸椎全体を屈曲させて頭部を台から持ち上げる運動を測ります。
2:○ 頸部屈曲が弱いと、口角を下げて顔をしかめるようにして広頸筋で代償することがあります。
この代償を抑えて、胸鎖乳突筋などの力を正しく判定します。
3:× 頸部屈曲は背臥位で、上肢を体側に置いて行います。
両腕を胸の前で組ませる肢位は用いません。
4:× 下顎を頸部に引き付ける運動は頭部屈曲の動きです。
頸部屈曲の段階2の判定には用いません。
5:○ 頸部屈筋は比較的弱い筋群なので、額に2本の指で抵抗をかけて判定します。
中等度の抵抗に抗して最終域を保持できれば段階5です。
【ポイント】
「頭部屈曲=うなずき(上位頸椎)」と「頸部屈曲=頭を持ち上げる(頸椎全体)」の区別が頻出です。
頸部の抵抗は2本の指で軽めにかける点も押さえておきます。