Y社は,受注管理システムを運用し,顧客に受注管理サービスを提供している。
日数が30日,月曜日の回数が4回である月において,サービス提供条件を達成するために許容されるサービスの停止時間は最大何時間か。
ここで,サービスの停止時間は,小数第1位を切り捨てるものとする。
〔サービス提供条件〕
・サービスは,計画停止時間を除いて,毎日0時から24時まで提供する。
・計画停止は,毎週月曜日の0時から6時まで実施する。
・サービスの可用性は99%以上とする。
正答2
解説
正解は2です。
サービスの可用性は、本来サービスを提供すべき時間のうち、実際に提供できた時間の割合です。
計画停止時間は提供すべき時間から除いて計算する点がポイントです。
【計算】
1か月の時間は、30日×24時間=720時間です。
計画停止は月曜日の0時から6時までで、月曜日が4回あるので、6時間×4回=24時間です。
サービスを提供すべき時間は、720-24=696時間です。
可用性99%以上を満たすには、停止時間を696×(1-0.99)以下にする必要があります。
696×0.01=6.96時間です。
小数第1位を切り捨てると6時間です。
【選択肢別解説】
1:× 0時間は、停止をまったく許容しない場合です。
可用性99%なので、6時間までの停止は許容されます。
2:○ 許容される停止時間は6.96時間で、小数第1位を切り捨てると6時間です。
3:× 7時間停止すると、7÷696≒1.006%となり、可用性は99%を下回ります。
720時間の1%(7.2時間)で計算すると7時間になりますが、計画停止時間を除いていないので誤りです。
4:× 13時間停止すると、13÷696≒1.87%となり、可用性は約98.1%で条件を満たしません。
【ポイント】
可用性の計算では、分母を「計画停止を除いたサービス提供時間」にします。
切り捨ての指定がある場合は、条件を満たす側に丸めることになるので、6.96時間は6時間になります。