正答1
解説
正解は1です。
不正アクセス禁止法(不正アクセス行為の禁止等に関する法律)は、不正アクセス行為だけでなく、その準備にあたる行為も禁止しています。
識別符号とは、利用者IDとパスワードなど、利用者を識別するための符号です。
禁止される準備行為は、他人の識別符号の不正取得、不正アクセス行為の助長、不正に取得された識別符号の保管の三つです。
さらに、識別符号の入力を不正に要求する行為(フィッシング行為)も禁止されています。
【選択肢別解説】
1:○ 業務その他正当な理由なく、他人の利用者IDとパスワードを、正規の利用者やシステム管理者以外の者に提供する行為は、「不正アクセス行為を助長する行為」として禁止されています。
2:× フィッシングサイトを開設して利用者IDとパスワードを入手しようとする行為は、「識別符号の入力を不正に要求する行為」として禁止されています。
助長する行為の規定ではありません。
3:× 不正アクセスの目的で他人の利用者IDとパスワードを不正に入手する行為は、「他人の識別符号を不正に取得する行為」として禁止されています。
助長する行為の規定ではありません。
4:× 不正アクセスの目的で、不正に入手した他人の利用者IDとパスワードを保管する行為は、「不正に取得された他人の識別符号を保管する行為」として禁止されています。
助長する行為の規定ではありません。
【ポイント】
不正アクセス禁止法では、取得、助長(提供)、保管、入力の不正要求(フィッシング)という四つの準備行為が、別々の条文で禁止されています。
どの行為がどの規定にあたるかを、行為の内容で見分けられるようにしましょう。