正答3
解説
正解は3です。
CAP定理は、分散システムでは整合性(Consistency)、可用性(Availability)、分断耐性(Partition tolerance)の三つを同時に全ては満たせないという定理です。
同時に満たせるのは、三つのうち二つまでとされます。
AとPの特性をもつシステムは、可用性と分断耐性を優先し、整合性を犠牲にします。
【選択肢別解説】
1:× CAP定理によれば、三つの特性を全て同時に満たすことはできません。
満たせるのは最大でも二つまでです。
2:× 可用性と整合性を満たし、分断耐性を満たさないのは、CとAの特性をもつシステムです。
AとPの特性をもつシステムの説明ではありません。
3:○ ネットワークが分断されても各ノードが応答を返し続けるので、可用性と分断耐性を満たします。
その代わりにノード間でデータが一時的に食い違うことを許すため、整合性は満たしません。
4:× 整合性と分断耐性を満たし、可用性を満たさないのは、CとPの特性をもつシステムです。
分断が起きると、整合性を保つために応答を止めることがあります。
【ポイント】
AとPを選ぶシステムでは、一時的な不整合を許し、最終的に整合させる結果整合性という考え方がよく用いられます。
三つのうちどの二つを選ぶかで、分散システムの性格が決まると覚えておきましょう。