PMBOKガイド第6版によれば,リスクにはマイナスの影響を及ぼすリスク(脅威)とプラスの影響を及ぼすリスク(好機)がある。
プラスの影響を及ぼすリスクに対する“強化”の戦略はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)ガイド第6版は、好機への対応戦略を5つ挙げています。
エスカレーション、活用、共有、強化、受容の5つです。
このうち「強化」の内容を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 積極的な行動を取らず、好機が実現したらその利益を受け取るのは「受容」の戦略です。
強化のように発生確率や影響度を高める働きかけはしません。
2:× 好機が確実に起こるように発生確率を100%まで高めるのは「活用」の戦略です。
強化は確率を高めることを目指しますが、確実に起こることまでは保証しません。
3:× 好機のオーナーシップを第三者に移し、利益の一部を共有するのは「共有」の戦略です。
好機をより確実に捉えられる相手と組む場合などに使います。
4:○ 好機の発生確率や影響度、またはその両方を増大させるのが「強化」の戦略です。
例えば、追加の資源を投入して早期完了の可能性を高めることなどが当たります。
【ポイント】
脅威への戦略(エスカレーション、回避、転嫁、軽減、受容)と対にして覚えましょう。
回避と活用、転嫁と共有、軽減と強化がそれぞれ対応しています。