(1)〜(7)に示した七つの原則を適用して,アジャイル開発プラクティスを実践する考え方はどれか。
(1) ムダをなくす
(2) 品質を作り込む
(3) 知識を作り出す
(4) 決定を遅らせる
(5) 早く提供する
(6) 人を尊重する
(7) 全体を最適化する
正答4
解説
正解は4です。
7つの原則は、トヨタ生産方式のリーン生産の考え方をソフトウェア開発に応用したものです。
ムダの排除や全体最適化といった言葉が、リーンの特徴を示しています。
【選択肢別解説】
1:× エクストリームプログラミング(XP)は、コミュニケーションやシンプルさなどの価値と、ペアプログラミングやテスト駆動開発などのプラクティスで構成されます。
示された7つの原則ではありません。
2:× スクラムは、スプリントと呼ばれる短い期間を繰り返し、プロダクトオーナーなどの役割を定めて開発を管理する手法です。
7つの原則を枠組みとするものではありません。
3:× フィーチャ駆動型開発は、利用者から見た機能(フィーチャ)単位で計画と開発を進める手法です。
7つの原則とは関係がありません。
4:○ リーンソフトウェア開発は、ムダをなくす、品質を作り込む、全体を最適化するなど、示された7つの原則を適用して開発を進めます。
トヨタ生産方式に由来する考え方です。
【ポイント】
リーンソフトウェア開発は、メアリー・ポッペンディークとトム・ポッペンディークが提唱しました。
「決定を遅らせる」は、不確実な段階での決定を避け、情報がそろってから判断するという意味です。