ビッグデータを有効活用し,事業価値を生み出す役割を担う専門人材であるデータサイエンティストに求められるスキルセットを表の三つの領域と定義した。
データサイエンス力に該当する具体的なスキルはどれか。
データサイエンティストに求められるスキルセット
表/領域|内容/ビジネス力|課題の背景を理解した上で,ビジネス課題を整理・分析し,解決する力/データサイエンス力|人工知能や統計学などの情報科学に関する知識を用いて,予測,検定,関係性の把握及びデータ加工・可視化する力/データエンジニアリング力|データ分析によって作成したモデルを使えるように,分析システムを実装,運用する力
正答4
解説
正解は4です。
表では、データサイエンス力を「人工知能や統計学などの情報科学の知識を用いて、予測、検定、関係性の把握、データ加工・可視化をする力」と定義しています。
分析の手法そのものを使いこなす力が該当します。
【選択肢別解説】
1:× 分析システムをオンプレミスで作るかクラウドで作るかを判断し設計するのは、分析システムの実装・運用に関わる力です。
データエンジニアリング力に当たります。
2:× 事業モデルやバリューチェーンを理解し、課題の大枠を整理するのは、ビジネス課題を整理・分析する力です。
ビジネス力に当たります。
3:× 分散処理のフレームワークで並列処理システムを設計するのは、分析システムを実装する力です。
データエンジニアリング力に当たります。
4:○ 決定木分析やニューラルネットワークなどのモデリング手法を選び、パラメタを設定し、結果を評価するのは、統計学や人工知能の知識を使う力です。
データサイエンス力に当たります。
【ポイント】
「課題を整理する」のがビジネス力、「分析手法を使う」のがデータサイエンス力、「システムを作って動かす」のがデータエンジニアリング力です。
問題文の表の定義と、選択肢の動詞を照らし合わせると判断できます。