正答3
解説
正解は3です。
受注伝票の入力が「漏れなく、重複なく」行われているかは、データの網羅性(完全性)に関する監査です。
入力されたデータの一覧と、元の伝票を1件ずつ突き合わせているかを確かめる手続が適しています。
【選択肢別解説】
1:× 値引取引などの例外取引について承認の記録を確かめるのは、取引が正当に承認されているか(正当性)を確かめる手続です。
入力の漏れや重複は確認できません。
2:× 入力時の論理チェックやフォーマットチェックをテストデータ法で確かめるのは、入力データの正確性を確保する仕組みの検証です。
伝票の入力漏れや二重入力は検出できません。
3:○ プルーフリストは、入力されたデータを出力した一覧表です。
プルーフリストと受注伝票が照合されたことを照合印で確かめれば、入力の漏れや重複がないことを点検しているかを確認できます。
4:× 並行シミュレーション法は、監査人が用意したプログラムで同じデータを処理し、本番プログラムの結果と比べて処理の正確性を確かめる手法です。
伝票の入力漏れや重複は確認できません。
【ポイント】
監査手続は「網羅性」「正確性」「正当性」のどれを確かめるものかで分類すると判断しやすくなります。
網羅性の確認には、入力結果と原票を突き合わせる照合が有効です。