正答2
解説
正解は2です。
保守性は、ソフトウェアに不具合が見つかったときや変更が必要になったときに、どれだけ容易に修正できるかを表す品質特性です。
1件の修正に平均どれだけ時間がかかったかは、修正のしやすさを直接示します。
【選択肢別解説】
1:× 最終成果物の量に対する誤りの件数は、欠陥密度を表す指標です。
製品の信頼性や正確さの評価に使い、保守性の指標ではありません。
2:○ 修正時間の合計を修正件数で割ると、1件当たりの平均修正時間が求まります。
修正のしやすさを表すので、保守性の評価指標になります。
3:× 移植するソースコードの行数に対する、変更が必要な行数の割合は、別の環境へどれだけ容易に移せるかを表します。
これは移植性の指標です。
4:× 出荷後の経過月数に対する利用者からの改良要求の件数は、利用者の要求をどれだけ満たしているかを表します。
保守のしやすさを表す指標ではありません。
【ポイント】
保守性はMTTR(平均修復時間)の考え方に近く、「1件当たりの平均修正時間」が代表的な指標です。
信頼性、移植性など、他の品質特性の指標と区別しましょう。