サービス提供時間帯が毎日6~20時のシステムにおいて,ある月の停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。
この月の可用性は何%か。
ここで,1か月の稼働日数は30日,可用性(%)は小数第2位を四捨五入するものとする。
〔停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間〕
・システム障害によるサービス提供時間内の停止時間:7時間
・システム障害に対処するサービス提供時間外の修復時間:3時間
・サービス提供時間外のシステムメンテナンス時間:8時間
正答3
解説
正解は3です。
可用性は、サービスを提供すべき時間のうち、実際にサービスを提供できた時間の割合です。
サービス提供時間外に行った修復やメンテナンスは、サービスを止めていないので可用性の計算には含めません。
【計算】
1日のサービス提供時間=20時-6時=14時間です。
1か月のサービス提供時間=14時間×30日=420時間です。
サービス提供時間内の停止時間=7時間です。
実際にサービスを提供できた時間=420時間-7時間=413時間です。
可用性=413÷420×100≒98.33%です。
小数第2位を四捨五入して98.3%です。
【選択肢別解説】
1:× 95.7%は、停止時間7時間に修復時間3時間とメンテナンス時間8時間を加えた18時間を引いた値です。
時間外の作業はサービスを止めていないので含めません。
2:× 97.6%は、停止時間7時間に修復時間3時間を加えた10時間を引いた値です。
時間外の修復時間は含めません。
3:○ サービス提供時間420時間のうち413時間提供できたので、可用性は98.3%です。
4:× 99.0%は計算結果と一致しません。
サービス提供時間内の停止時間7時間を引くと、98.3%になります。
【ポイント】
可用性の分母は24時間ではなく「サービス提供時間」です。
時間外の作業は分母にも分子にも影響しない点が、引っかけとしてよく使われます。