修了試験 2025-06-08実施分 基本情報技術者試験 問16
ワンチップマイコンにおける内部クロック発生器のブロック図を示す。 15MHzの発振器と,内部のPLL1,PLL2及び分周器の組合せでCPUに240MHz,シリアル通信(SIO)に115kHzのクロック信号を供給する場合の分周器の値は幾らか。 ここで,シリアル通信のクロック精度は±5%以内とする。

正答4
解説
正解は4です。 クロック発生器のブロック図から、分周器に入る周波数を求めて分周比を決める問題です。 図では、発振器の15MHzがPLL1(8逓倍)に入ります。 PLL1の出力は二つに分かれ、一方はPLL2(2逓倍)を経てCPUへ240MHzで、もう一方は分周器を経てSIOへ115kHz(±5%)で供給されます。 【計算】 PLL1の出力は15MHz×8=120MHzです。 CPU側の確認として、120MHz×2=240MHzとなり図と一致します。 SIOの許容範囲は115kHz×0.95=109.25kHzから115kHz×1.05=120.75kHzです。 分周器の出力は120MHz×分周比で求めます。 120MHz÷2^10=120,000kHz÷1,024≒117.2kHzです。 117.2kHzは許容範囲に収まります。 【選択肢別解説】 1:× 120MHz÷2^4=7.5MHzです。 115kHzを大きく上回るので不適切です。 2:× 120MHz÷2^6=1,875kHzです。 115kHzよりはるかに高いので不適切です。 3:× 120MHz÷2^8≒468.8kHzです。 許容範囲の上限120.75kHzを超えるので不適切です。 4:○ 120MHz÷2^10≒117.2kHzで、115kHz±5%の範囲に収まります。 【ポイント】 逓倍は周波数を掛け算で増やし、分周は割り算で減らします。 分周器の入力はPLL2の後ではなくPLL1の直後から分岐している点を、図で必ず確認しましょう。まとめて解く
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