修了試験 2023-06-11実施分 基本情報技術者試験 問44
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき,バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。 フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。 (2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップを取るまでは,毎日,差分バックアップを取る。 差分バックアップは,差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し,1本に1か月分を記録する。 (3) 常に6か月前の同一日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする。 ただし,6か月前の月に同一日が存在しない場合は,当該月の末日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする(例:本日が10月31日の場合は,4月30日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする)。
正答3
解説
正解は3です。 フルバックアップと差分バックアップを組み合わせた運用で、必要な磁気テープの最少本数を求める問題です。 本数が最も多くなるのは、復元すべき範囲が最も長い月末の時点です。 問題文の例のとおり、10月31日時点では4月30日の状態まで復元できる必要があります。 【計算】 4月30日の状態の復元には、4月1日のフルバックアップと4月分の差分バックアップのテープが必要です。 同様に、5月から10月までの各月についても、フルバックアップと差分バックアップのテープを残す必要があります。 対象の月は4月から10月までの7か月です。 フルバックアップのテープは7か月×1本=7本です。 差分バックアップのテープは7か月×1本=7本です。 合計は7本+7本=14本です。 翌月1日には4月分の2本が不要になるので、それを再利用すれば14本を超えることはありません。 【選択肢別解説】 1:× 12本は、復元に必要な月を6か月分として数えた本数です。 6か月前の同一日を含む月から当月までは7か月あるので、不足します。 2:× 13本は、月初日など差分バックアップのテープが1本少なくて済む時点の本数です。 月末の時点では当月の差分テープも必要となり、14本が要ります。 3:○ 月末の時点で、7か月分のフルバックアップと差分バックアップが必要なので、14本が最少本数です。 4:× 15本は、上の計算で求めた必要本数より1本多くなります。 翌月の新しいテープには不要になった古いテープを使えるので、15本は必要ありません。 【ポイント】 バックアップの本数を求める問題では、復元すべき範囲が最も長くなる日を想定して数えます。 差分バックアップの復元には、元になったフルバックアップと最新の差分バックアップの両方が必要です。まとめて解く
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