修了試験 2021-07-25実施分 基本情報技術者試験 問4
ある工場では,同じ製品を独立した二つのラインA,Bで製造している。 ラインAでは製品全体の60%を製造し,ラインBでは40%を製造している。 ラインAで製造された製品の2%が不良品であり,ラインBで製造された製品の1%が不良品であることが分かっている。 いま,この工場で製造された製品の一つを無作為に抽出して調べたところ,それは不良品であった。 その製品がラインAで製造された確率は何%か。
正答4
解説
正解は4です。 「不良品だった」という結果が分かったとき、その原因がラインAである確率を求める問題です。 条件付き確率(ベイズの定理)で計算します。 【計算】 ラインA製で不良品である確率は、0.6×0.02=0.012です。 ラインB製で不良品である確率は、0.4×0.01=0.004です。 製品が不良品である確率は、0.012+0.004=0.016です。 不良品のうちラインA製の割合は、0.012÷0.016=0.75です。 したがって、求める確率は75%です。 【選択肢別解説】 1:× 40%はラインBの生産比率であり、不良率の違いを考慮していません。 2:× 50%は、AとBの不良品が同数だと誤って考えた場合の値です。 実際はAの不良品がBの3倍あります。 3:× 60%はラインAの生産比率そのものです。 不良品であるという条件を使っていません。 4:○ 不良品全体0.016のうちラインA由来が0.012なので、0.012÷0.016=75%です。 【ポイント】 ベイズの定理は「結果から原因の確率を求める」計算です。 各原因について「原因の確率×その原因で結果が起こる確率」を求め、全体に占める割合を取ると解けます。まとめて解く
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