修了試験 2019-01-27実施分 基本情報技術者試験 問13
CPUと磁気ディスク装置で構成されるシステムで,表に示すジョブA,Bを実行する。 この二つのジョブが実行を終了するまでのCPUの使用率と磁気ディスク装置の使用率との組合せのうち,適切なものはどれか。 ここで,ジョブA,Bはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり,A,Bの順で実行される。 CPU及び磁気ディスク装置は,ともに一つの要求だけを発生順に処理する。 ジョブA,Bとも,CPUの処理を終了した後,磁気ディスク装置の処理を実行する。 (表 単位 秒) ジョブ|CPUの処理時間|磁気ディスク装置の処理時間/A|3|7/B|12|10
正答2
解説
正解は2です。 2つのジョブが CPU と磁気ディスクを順に使うときの、各装置の使用率を求める問題です。 使用率は「装置が実際に動いていた時間÷全体の経過時間」で求めます。 まず時間の流れを追って、全体の終了時刻を求めます。 【計算】 ジョブA は、0〜3秒に CPU を使い、3〜10秒に磁気ディスクを使います。 ジョブB は、A の CPU 処理が終わった3秒から CPU を使い、3〜15秒に処理します。 ジョブB の磁気ディスク処理は、15秒から始まり25秒に終わります。 磁気ディスクは10秒に A の処理を終えているので、B は待たずに使えます。 全体の経過時間は25秒です。 CPU の使用時間は 3+12=15秒で、使用率は 15÷25=0.60 です。 磁気ディスクの使用時間は 7+10=17秒で、使用率は 17÷25=0.68 です。 【選択肢別解説】 1:× 0.47 と 0.53 は、それぞれの処理時間を合計32秒で割った値(15÷32、17÷32)です。 実際の経過時間は、CPU と磁気ディスクが並行して動くため25秒です。 2:○ 計算どおり、CPU 0.60、磁気ディスク 0.68 です。 3:× 0.79 と 0.89 は、経過時間を19秒程度と短く見積もった場合の値です。 B の CPU 処理が15秒に終わるまで B の磁気ディスク処理は始まらないので、19秒では終わりません。 4:× 磁気ディスクの使用率1.00は、ディスクが常に動いていることを意味します。 実際には0〜3秒と10〜15秒は磁気ディスクが空いているので、1.00にはなりません。 【ポイント】 複数装置の使用率の問題では、時間軸に各ジョブの処理を並べた図(ガントチャート)を描くと確実です。 分母には各処理時間の合計ではなく、全体の経過時間を使う点に注意しましょう。まとめて解く
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