修了試験 2019-01-27実施分 基本情報技術者試験 問12
磁気ディスク装置のヘッドが現在シリンダ番号100にあり,待ち行列にシリンダ番号120,90,70,80,140,110,60への入出力要求が並んでいる。 次の条件のとき,ヘッドが移動するシリンダの総数は幾らか。 〔条件〕 (1) 入出力要求を並べ替えて,できるだけヘッドを一方向に動かし,シリンダ番号順に処理する,シーク最適化方式である。 (2) 現在のヘッドの移動方向は,シリンダ番号が増加する方向にある。 (3) 現在のヘッドの移動方向のシリンダに入出力要求がなくなったとき,ヘッドの移動方向を変える。 (4) 入出力要求の処理順序を変更しても,処理結果に影響はない。 (5) 処理中に新たな入出力要求は発生しない。
正答2
解説
正解は2です。 磁気ディスクのシーク最適化(ヘッドを一方向にできるだけ動かす方式)で、移動するシリンダ数を求める問題です。 現在位置100から、まず増加方向の要求をすべて処理し、その後に方向を変えて減少方向の要求を処理します。 【計算】 増加方向の要求を番号順に並べると、110、120、140 です。 100から140までの移動量は 140-100=40 シリンダです。 増加方向の要求がなくなったので、方向を変えます。 減少方向の要求を順に並べると、90、80、70、60 です。 140から60までの移動量は 140-60=80 シリンダです。 合計は 40+80=120 シリンダです。 【選択肢別解説】 1:× 80 は、方向転換後の移動量だけで、増加方向の移動量40を加えていません。 2:○ 増加方向40と減少方向80を合わせ、120シリンダになります。 3:× 160 は、条件どおりの処理順では得られない値です。 最も遠い140で折り返して60まで戻るので、移動量は120を超えません。 4:× 220 は、要求の到着順(120、90、70、80、140、110、60)にそのまま処理した場合の移動量です。 20+30+20+10+60+30+50=220 となり、シーク最適化を行っていません。 【ポイント】 ヘッドを一方向に動かし、端の要求まで行ったら折り返す方式はエレベータ方式とも呼ばれます。 移動量は「折り返し点までの距離+折り返し点から最後の要求までの距離」で手早く求められます。まとめて解く
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