修了試験 2018-12-09実施分 基本情報技術者試験 問78
図は二つの会社の損益分岐点を示したものである。 A社とB社の損益分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。

正答2
解説
正解は2です。 図のA社は、売上高0のときの費用(固定費)が70で、売上高100のときに費用100となって収益の直線と交わります。 B社は、固定費が30で、同じく売上高100、費用100の点で収益の直線と交わります。 両社とも損益分岐点の売上高は100ですが、固定費と費用の直線の傾き(変動費率)が異なります。 【計算】 A社の変動費=100-70=30なので、変動費率=30÷100=0.3です。 B社の変動費=100-30=70なので、変動費率=70÷100=0.7です。 利益は、売上高×(1-変動費率)-固定費で求めます。 例えば売上高200のとき、A社の利益=200×0.7-70=70です。 同じく売上高200のとき、B社の利益=200×0.3-30=30です。 このように、損益分岐点を超えた等しい売上高では、A社の利益のほうが大きくなります。 【選択肢別解説】 1:× B社の固定費がA社より少ないのは正しいものの、B社は変動費率が0.7と大きいので、損益分岐点を超えた後の利益の増え方が小さくなります。 A社より利益が大きいという記述は誤りです。 2:○ A社は変動費率が0.3で、B社の0.7より小さいので、売上高が増えるほど利益が大きく伸びます。 損益分岐点を超えた等しい売上高では、A社の利益がB社より大きくなります。 3:× 損益分岐点は等しいものの、その後の利益の増え方が異なります。 等しい利益を生み出すために必要な売上高は、両社で異なります。 4:× 固定費はA社が70、B社が30で、等しくありません。 損益分岐点以外の売上高では、損益も等しくなりません。 【ポイント】 固定費が大きく変動費率が小さい企業は、売上高が増えると利益が急に伸びる一方、売上高が減ると損失も急に増えます。 損益分岐点売上高は「固定費÷(1-変動費率)」で求められ、A社は70÷0.7=100、B社は30÷0.3=100です。まとめて解く
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