修了試験 2018-06-10実施分 基本情報技術者試験 問2
ある工場では,同じ製品を独立した二つのラインA,Bで製造している。 ラインAでは製品全体の60%を製造し,ラインBでは40%を製造している。 ラインAで製造された製品の2%が不良品であり,ラインBで製造された製品の1%が不良品であることが分かっている。 いま,この工場で製造された製品の一つを無作為に抽出して調べたところ,それは不良品であった。 その製品がラインAで製造された確率は何%か。
正答4
解説
正解は4です。 「不良品だった」という結果が分かったときに、その原因がラインAである確率を求める条件付き確率(ベイズの定理)の問題です。 不良品全体のうち、ラインAで作られた不良品が占める割合を計算します。 【計算】 ラインAの不良品の割合=0.6×0.02=0.012です。 ラインBの不良品の割合=0.4×0.01=0.004です。 不良品全体の割合=0.012+0.004=0.016です。 不良品がラインA製である確率=0.012÷0.016=0.75です。 したがって答えは75%です。 【選択肢別解説】 1:× 40%はラインBの生産比率です。 不良品という条件を考慮していません。 2:× 50%は両ラインを同じ確率とみなした値で、計算の根拠がありません。 正しくは不良率と生産比率を掛けて比べます。 3:× 60%はラインAの生産比率そのものです。 ラインAは不良率も2倍なので、不良品に占める割合は60%より大きくなります。 4:○ 不良品全体0.016のうちラインA由来は0.012なので、確率は75%です。 【ポイント】 「結果から原因の確率を求める」問題はベイズの定理を使います。 各原因の発生確率×その原因で結果が起きる確率を求め、その合計に対する割合を計算するのが定石です。まとめて解く
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