修了試験 2017-07-23実施分 基本情報技術者試験 問23
入力XとYの値が同じときにだけ,出力Zに1を出力する回路はどれか。

正答3
解説
正解は3です。 入力XとYが同じとき(00または11)だけ1を出力するのは、一致回路(否定排他的論理和、XNOR)です。 論理式で書くと Z=X・Y+X'・Y' です(X'はXの否定を表します)。 図の4つの回路はどれも同じ形で、1段目の上のゲートにXとY、下のゲートにXとYをそれぞれNOT(否定)で反転した値を入れ、2つの出力を最終段のゲートに入れています。 違いはゲートの種類だけで、選択肢1(図のア)はAND、選択肢2(図のイ)はOR、選択肢3(図のウ)はNAND、選択肢4(図のエ)はNORで構成されています。 【選択肢別解説】 1:× 選択肢1(図のア)はすべてAND(論理積)ゲートです。 出力は X・Y・X'・Y' となり、XとX'が同時に1になることはないので、入力によらず常に0になります。 2:× 選択肢2(図のイ)はすべてOR(論理和)ゲートです。 出力は X+Y+X'+Y' となり、XとX'のどちらかは必ず1なので、常に1になります。 3:○ 選択肢3(図のウ)はすべてNAND(否定論理積)ゲートです。 ド・モルガンの法則により、NANDの出力をさらにNANDで受けると論理和をとった形になり、Z=X・Y+X'・Y' です。 例えばX=0、Y=0のとき上のNANDは1、下のNANDは0で、最終段は1を出力します。 X=1、Y=0のときは上下とも1となり、最終段は0を出力します。 4:× 選択肢4(図のエ)はすべてNOR(否定論理和)ゲートです。 1段目の出力は X'・Y' と X・Y になり、最終段のNORで Z=(X・Y+X'・Y')' となります。 これはXとYが異なるときに1になる排他的論理和(XOR)であり、求める動作の逆です。 【ポイント】 NANDゲート2段の構成は、ANDとORを組み合わせた積和形と同じ働きをします。 ド・モルガンの法則 (A・B)'=A'+B' を使うと、NAND回路の式を素早く整理できます。まとめて解く
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