正答3
解説
正解は3です。
OSがCPUをどのジョブに割り当てるかを決めるジョブスケジューリングの特徴を問う問題です。
各方式が、応答時間とスループットのどちらに効くかがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× タイムスライス方式の目的は、CPUを一定時間ずつ順番に割り当てて応答時間を公平にすることです。
タイムスライスの長さは割込みの負荷が問題にならないよう設定されます。
タイマ割込みの多発でスループットが低下することを、この方式の特徴とするのは不適切です。
2:× FCFS(到着順)方式では、先に来た長いジョブが終わるまで後のジョブが待たされます。
CPUを公平に割り当てるわけではなく、応答時間を保証することもできません。
3:○ 対話型処理は、利用者が画面の前で応答を待っています。
対話型処理の優先度をバッチ処理より高くすれば、応答時間を短くできます。
4:× CPUを多用するジョブを優先すると、入出力を多用するジョブがCPUを待ち、入出力装置が遊んでしまいます。
入出力を多用するジョブの優先度を上げると、CPUと入出力装置が並行して動き、スループットが向上します。
【ポイント】
入出力を多く使うジョブを優先すると、CPUと入出力装置の利用効率がともに上がります。
対話型処理を優先して応答性を確保するのも、スケジューリングの基本的な考え方です。