正答2
解説
正解は2です。
システム監査人の独立性が保たれている状況を選ぶ問題です。
システム監査人は、監査対象から外観上も精神上も独立していなければなりません。
自分が所属する部門や、自分が関わった業務を監査すると独立性が損なわれます。
【選択肢別解説】
1:× 営業部門の要員に営業部門の対策を監査させると、自分の部門を監査することになります。
監査対象から独立していないので不適切です。
2:○ 監査法人から採用した人を内部監査人とし、業務システム開発を監査させます。
監査人は開発部門に属さず、開発にも関わっていないので独立性が保たれています。
3:× 監査人が以前に開発に参加したシステムを監査すると、自分の仕事を評価することになります。
客観的な判断ができないおそれがあり、独立性が損なわれます。
4:× 運用を委託しているITベンダの監査部門は、委託先の一部です。
ITベンダが自分たちで受託している運用を、自らの監査部門が監査することになります。
監査対象と同じ組織に属するので、独立しているとはいえません。
【ポイント】
システム監査基準では、システム監査人は監査対象の領域や活動から独立し、客観的な立場で判断することを求めています。
独立性は、所属部門だけでなく、過去の業務への関与も含めて判断します。