国民健康・栄養調査における、ある世帯の食物摂取状況調査の記録である(表)。
この記録から、栄子さんが摂取したほうれんそう(生)の可食部の重量(g)を算出する。
ほうれんそう・生の廃棄率を 10% としたとき、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
【表 食物摂取状況調査の記録(抜粋)】
家族が食べたもの、飲んだもの(水以外)は全て記載して下さい
料理名:ほうれんそうとウインナーのソテー
・食品名:ほうれんそう・生 使用量:300 g(廃棄部込み) 廃棄量:株元
・食品名:ウインナー 使用量:4本
・食品名:サラダ油 使用量:小さじ1
・食品名:塩・こしょう 使用量:少々
この料理を食べた家族の割合(残食分を含め全食品に共通の割合):氏名太郎:1、氏名花子:1、氏名栄子:2、残食分:1
※図中の下矢印(↓)は、上の数字と同じであることを示す。
正答3
解説
正解は3です。
国民健康・栄養調査の食物摂取状況調査では、世帯で料理を分け合った割合(比例案分)で各人の摂取量を算出します。
使用量が廃棄部込みの場合は、先に可食部の重量を求めます。
【計算】
可食部重量 = 使用量 ×(1 − 廃棄率)
可食部重量 = 300 g ×(1 − 0.10)= 270 g
案分比の合計 = 太郎1 + 花子1 + 栄子2 + 残食1 = 5
栄子さんの摂取量 = 270 g × 2/5 = 108 g
【選択肢別解説】
1:× 60 gは、計算値の約半分で該当しません。
2:× 90 gは、可食部270 gを3等分した値です。
栄子さんの割合(5分の2)を正しく反映していません。
3:○ 可食部270 gのうち、栄子さんの割合5分の2に当たる108 gです。
4:× 120 gは、廃棄率を考慮せず300 gを2/5で案分した値です。
5:× 135 gは、残食分を除いて合計4で案分した値(270 × 2/4)です。
残食分も案分比に含めます。
【ポイント】
比例案分では、残食分も分母に含めます。
使用量が廃棄部込みのときは、まず廃棄率で可食部に換算します。