正答5
解説
正解は5です。
静脈栄養法には、末梢静脈栄養(PPN)と中心静脈栄養(TPN)があります。
末梢静脈は浸透圧の高い輸液に耐えられないため、投与できるエネルギー量に限りがあります。
【選択肢別解説】
1:× 末梢静脈栄養で投与できるのは、おおむね1,000〜1,200 kcal/日程度までです。
浸透圧の制限があり、2,000 kcal/日は投与できません。
2:× 中心静脈栄養ではカテーテルを長期間留置するため、カテーテル関連血流感染症のリスクがあります。
3:× 開始液(1号液)は、腎機能や病態が不明なときに用いるため、カリウムを含みません。
4:× 維持液(3号液)のナトリウム濃度は、開始液よりも低く設定されています。
代わりにカリウムを含みます。
5:○ 脂肪乳剤は血漿とほぼ等張で、高エネルギーでも浸透圧が低いため、末梢静脈から投与できます。
【ポイント】
開始液はカリウムを含まず、維持液はカリウムを含みナトリウムが少ない、という対比が頻出です。
末梢静脈栄養では、脂肪乳剤の併用でエネルギーを補います。