正答2
解説
正解は2です。
経腸栄養法は、消化管が機能していて安全に使える場合に選択します。
「腸が使えるなら腸を使う」が原則です。
消化管が使えない状態や、循環動態が不安定な状態は禁忌です。
【選択肢別解説】
1:× ショックでは腸管の血流が低下しており、経腸栄養で腸管虚血を起こすおそれがあります。
循環動態が安定するまでは禁忌です。
2:○ 嚥下障害では口から食べられませんが、消化管自体は機能しています。
経鼻胃管や胃瘻による経腸栄養の良い適応です。
3:× 消化管穿孔では、腸の内容物が腹腔内に漏れるため経腸栄養は禁忌です。
4:× 腸閉塞(イレウス)では腸管内容が通過しないため、経腸栄養は禁忌です。
5:× 汎発性腹膜炎では腸管の機能が障害されており、経腸栄養は禁忌です。
【ポイント】
経腸栄養の禁忌は「ショック・腸閉塞・消化管穿孔・汎発性腹膜炎・重度の消化管出血」などです。
消化管が使える嚥下障害や意識障害は適応になります。