正答3
解説
正解は3です。
暑熱環境では、体温の上昇を防ぐために皮膚血流と発汗が増え、体液を保つしくみも働きます。
【選択肢別解説】
1:× 脳や内臓などの核心温度は、体温調節によってほぼ一定に保たれます。
外気温の影響を受けて変化しやすいのは体表面温度です。
2:× 汗が蒸発するときに気化熱が奪われるため、発汗は熱放散を促進します。
抑制するのではありません。
3:○ 暑熱馴化(順化)が進むと、より低い体温で発汗が始まり、発汗開始までの時間が短くなります。
汗の量が増え、汗に含まれる塩分は減るため、効率よく熱を逃がせるようになります。
4:× 暑熱環境では、熱の産生を抑える方向に働くため、基礎代謝量は上昇しません。
基礎代謝量は、夏に低く冬に高い傾向があります。
5:× 発汗で体内の水分が失われると、血漿浸透圧が上昇します。
それに応じてバソプレシンの分泌量は増加し、腎臓での水の再吸収が促進されます。
【ポイント】
暑熱馴化には1~2週間程度かかります。
暑くなり始めの時期は馴化が不十分なため、熱中症に特に注意が必要です。