正答4
解説
正解は4です。
サルコペニアは、加齢により筋肉量が減少し、筋力または身体機能が低下した状態です。
AWGS 2019(アジアサルコペニアワーキンググループ)では、筋肉量を測定できない一般の診療所や地域でも評価できる手順が示されています。
【選択肢別解説】
1:× 体重減少は、フレイルの評価基準(日本版CHS基準)に含まれる項目です。
AWGS 2019のサルコペニアの評価項目ではありません。
2:× BMIは、サルコペニアの評価項目ではありません。
低栄養の評価(GLIM基準など)に用いられる指標です。
3:× 日常生活活動量(身体活動量の低下)は、フレイルの評価基準に含まれる項目です。
サルコペニアの評価項目ではありません。
4:○ 一般の診療所や地域では、下腿周囲長やSARC-Fなどでスクリーニングした後、握力または5回椅子立ち上がりテストで評価します。
握力の低下(男性28 kg未満、女性18 kg未満)があれば「サルコペニア(の可能性あり)」と判定されます。
5:× 疲労感は、フレイルの評価基準に含まれる項目です。
サルコペニアの評価項目ではありません。
【ポイント】
病院など専門施設では、握力と歩行速度などに加え、DXA法や生体電気インピーダンス法で骨格筋量を測定して診断します。
フレイルの評価項目は、体重減少・筋力低下・疲労感・歩行速度の低下・身体活動の低下の5つです。