正答2
解説
正解は2です。
高齢期には多くの生理機能が低下しますが、たんぱく質同化抵抗性は高まります。
【選択肢別解説】
1:× 高齢期には、筋肉などの除脂肪量が減るため、基礎代謝量は低下します。
2:○ たんぱく質同化抵抗性とは、たんぱく質を摂取しても筋たんぱく質の合成が起こりにくくなる状態です。
高齢期には成人期に比べてこの抵抗性が亢進するため、より多くのたんぱく質摂取が必要になります。
3:× 高齢期には、筋肉量の減少や内臓脂肪の増加などにより、インスリン感受性は低下します。
4:× 高齢期には、萎縮性胃炎などで胃酸や内因子の分泌が低下します。
食品のたんぱく質と結合したビタミンB12を遊離できなくなるため、吸収率は低下します。
5:× 高齢期には、胸腺の萎縮やT細胞の機能低下などにより、免疫機能は低下します。
感染症にかかりやすくなります。
【ポイント】
食事摂取基準では、高齢者のたんぱく質の目標量の下限を、エネルギー比で15%と成人より高めに設定しています。
筋たんぱく質の合成を高めるには、たんぱく質を毎食に分けて摂取し、運動を組み合わせることが有効です。