正答2
解説
正解は2です。
新生児は乳汁を栄養源とするため、乳汁の成分を消化する酵素は早くから働いています。
一方、でん粉やたんぱく質、脂質を消化する酵素の多くは成長とともに活性が高まります。
【選択肢別解説】
1:× 唾液アミラーゼの活性は、新生児期には低いです。
離乳期にかけて高まり、成人に近づきます。
2:○ ラクターゼは、母乳の主な糖質である乳糖を分解する酵素です。
新生児期に最も活性が高く、離乳後は低下していきます。
3:× ペプシンの活性は、新生児期には低いです。
胃酸の分泌も少なく、成長とともに活性が高まります。
4:× トリプシンなどの膵たんぱく質分解酵素の活性は、新生児期には成人より低いです。
5:× 膵リパーゼの活性は、新生児期には低いです。
新生児は、母乳中のリパーゼや舌リパーゼなどで脂肪の消化を補っています。
【ポイント】
成人になってラクターゼ活性が低下すると、牛乳で腹部症状が出る乳糖不耐症が起こることがあります。
膵アミラーゼは新生児期にはほとんど分泌されないため、離乳食の開始は消化機能の発達に合わせて進めます。