正答5
解説
正解は5です。
細胞膜の物質輸送は、エネルギーを使わない受動輸送、エネルギーを使う能動輸送、膜そのものが動く膜動輸送に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 促進拡散は、輸送体を介して濃度勾配に従って物質を運ぶ受動輸送です。
エネルギーを必要としないので、能動輸送ではありません。
2:× 単純拡散は、物質が細胞膜の脂質二重層を直接通過する輸送です。
輸送担体を必要としません。
3:× 受動輸送は、濃度勾配に従って物質が移動する輸送です。
ATPから生じるエネルギーを必要としません。
4:× 二次性能動輸送は、Na+, K+-ATPアーゼがATPを使ってつくったNa+の濃度勾配を利用します。
ATPのエネルギーを直接ではなく間接的に利用する輸送です。
5:○ エンドサイトーシスは、細胞膜がくぼんで物質を包み込み、細胞内に取り込む輸送です。
膜が形を変えて物質を運ぶので、膜動輸送に分類されます。
【ポイント】
小腸のグルコース吸収では、SGLT1による二次性能動輸送で上皮細胞内に取り込み、GLUT2による促進拡散で血液側へ出します。
膜動輸送には、エンドサイトーシスと、細胞外へ放出するエキソサイトーシスがあります。