正答1
解説
正解は1です。
妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病の危険因子・定義・治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 初産は、妊娠高血圧症候群のリスク因子です。
ほかに高年妊娠、肥満、多胎妊娠、高血圧や腎疾患の既往などもリスク因子です。
2:× 妊娠高血圧症候群では胎盤の血流が悪くなるため、胎児発育不全が起こりやすくなります。
巨大児が多いのは糖尿病合併妊娠や妊娠糖尿病です。
3:× 妊娠高血圧症候群の重症度は、血圧で判定します。
収縮期血圧160 mmHg以上または拡張期血圧110 mmHg以上などで重症とし、尿たんぱく量は重症度の判定に用いません。
4:× 妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見された、明らかな糖尿病に至っていない糖代謝異常です。
妊娠中に診断された明らかな糖尿病は、妊娠糖尿病とは別に分類されます。
5:× 妊娠中の血糖管理では、食事療法で目標に達しない場合、インスリンを用います。
経口血糖降下薬は原則として使用しません。
【ポイント】
妊娠中の糖代謝異常は、妊娠糖尿病・妊娠中の明らかな糖尿病・糖尿病合併妊娠の3つに分類されます。
妊娠糖尿病の食事療法では、分割食で食後の高血糖を防ぐことがあります。