正答5
解説
正解は5です。
骨粗鬆症は、骨量の減少と骨質の劣化で骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。
疫学、病態、診断基準、原因について確認します。
【選択肢別解説】
1:× 骨粗鬆症は、男性ではなく女性に多いです。
閉経後にエストロゲンが減ると、骨吸収が進むためです。
2:× 類骨が増加するのは、骨粗鬆症ではなく骨軟化症です。
骨粗鬆症では骨の石灰化は保たれ、骨量そのものが減ります。
3:× 脆弱性骨折がない場合の診断基準は、YAM(若年成人平均値)の60%未満ではなく70%以下(または−2.5SD以下)です。
4:× くる病は、小児の骨粗鬆症ではなく、小児の骨軟化症です。
ビタミンD不足などで骨の石灰化が障害されて起こります。
5:○ 骨粗鬆症は、糖質コルチコイドの過剰で発症します。
骨形成の抑制と骨吸収の促進が起こり、ステロイド薬の長期使用やクッシング症候群が原因になります。
【ポイント】
骨粗鬆症の予防には、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKの摂取と運動が大切です。
骨軟化症とくる病は「石灰化の障害」、骨粗鬆症は「骨量の減少」と区別します。