ある男子の身長と体重を年1回測定した。
それらの記録と、標準体重の値である(表)。
この男子が初めて肥満と判定された年齢として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
表 ある男子の身長・体重の測定値および標準体重
7歳:身長122cm、体重24kg、標準体重24kg
8歳:身長129cm、体重29kg、標準体重28kg
9歳:身長135cm、体重36kg、標準体重31kg
10歳:身長140cm、体重44kg、標準体重35kg
11歳:身長145cm、体重50kg、標準体重38kg
12歳:身長153cm、体重57kg、標準体重44kg
正答3
解説
正解は3です。
学童期の肥満は、肥満度を計算し、20%以上を肥満と判定します。
肥満度(%)=(実測体重−標準体重)÷標準体重×100で求めます。
【計算】
7歳:(24−24)÷24×100=0%です。
8歳:(29−28)÷28×100≒3.6%です。
9歳:(36−31)÷31×100≒16.1%です。
10歳:(44−35)÷35×100≒25.7%です。
11歳:(50−38)÷38×100≒31.6%です。
12歳:(57−44)÷44×100≒29.5%です。
肥満度が初めて20%以上になるのは10歳です。
【選択肢別解説】
1:× 8歳の肥満度は約3.6%で、肥満の基準である20%に達していません。
2:× 9歳の肥満度は約16.1%で、まだ20%未満です。
3:○ 10歳の肥満度は約25.7%で、初めて20%以上となり肥満と判定されます。
4:× 11歳の肥満度は約31.6%で肥満ですが、初めて肥満と判定された年齢ではありません。
5:× 12歳の肥満度は約29.5%で肥満ですが、すでに10歳で肥満と判定されています。
【ポイント】
学童期の肥満度は、20%以上30%未満が軽度肥満、30%以上50%未満が中等度肥満、50%以上が高度肥満です。
成長期の子どもでは、BMIよりも身長別標準体重を用いた肥満度で評価します。