正答1
解説
正解は1です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息、間質性肺炎の病態と治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ COPDでは、呼気時に末梢気道がつぶれて空気が吐き出しにくくなります。
口をすぼめて息を吐くと気道内圧が保たれ、呼出しやすくなるため、口すぼめ呼吸がみられます。
2:× 重度のCOPDでは二酸化炭素が体内にたまるため、呼吸性アルカローシスではなく呼吸性アシドーシスがみられます。
3:× アトピー型の気管支喘息は、小児期に発症することが多いです。
成人以降に発症する喘息は、非アトピー型が多くなります。
4:× 気管支喘息の治療には、β遮断薬ではなくβ2刺激薬を用います。
β遮断薬は気管支を収縮させ、喘息発作を誘発するため禁忌です。
5:× 間質性肺炎では、肺が硬くなって膨らみにくくなるため、閉塞性ではなく拘束性障害がみられます。
肺活量の割合(%肺活量)が低下します。
【ポイント】
閉塞性障害は1秒率70%未満、拘束性障害は%肺活量80%未満で判定します。
COPDは閉塞性、間質性肺炎は拘束性の代表です。