正答5
解説
正解は5です。
心臓と血管の構造、血圧の反射調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 左心室の壁は右心室より薄いのではなく、厚くなっています。
左心室は全身に血液を送り出すため、高い圧を生み出す必要があるからです。
2:× 洞房結節は左心房ではなく、右心房にあります。
上大静脈の開口部付近にあり、心臓の拍動のリズムをつくるペースメーカーです。
3:× 胸管は右鎖骨下動脈ではなく、左の静脈角(左鎖骨下静脈と左内頸静脈の合流部)に流入します。
リンパは動脈ではなく静脈に合流します。
4:× 門脈を流れる血液は動脈血ではなく、静脈血です。
門脈は胃や腸、脾臓などからの静脈血を集めて肝臓へ運びます。
5:○ 血圧が上がって大動脈弓の圧受容体が刺激されると、心拍数は低下します。
この情報が延髄に伝わり、迷走神経の活動が高まって心拍数が下がり、血圧が戻るからです。
【ポイント】
血圧を感知する圧受容体は大動脈弓と頸動脈洞にあります。
腸から吸収された脂質は乳び管からリンパ管に入り、胸管を通って静脈へ合流します。