正答4
解説
正解は4です。
前負荷とは、心臓が収縮する前に心室に流れ込む血液量による負担のことです。
循環血液量が増えると前負荷は大きくなります。
【選択肢別解説】
1:× たんぱく質の制限は、腎機能障害がある場合に行うものです。
循環血液量を減らす作用はなく、前負荷の軽減にはつながりません。
2:× 乳糖の制限は、乳糖不耐症の対策です。
前負荷とは関係しません。
3:× 食物繊維の制限は、心不全では通常行いません。
むしろ便秘で息むと心臓に負担がかかるため、適量の摂取が勧められます。
4:○ 食塩を制限すると、体内へのナトリウムと水の貯留が減ります。
循環血液量が減るので、前負荷が軽くなります。
5:× カリウムの制限は、高カリウム血症がある場合に行うものです。
前負荷を減らす目的では行いません。
【ポイント】
心不全の食事療法では、食塩制限(6 g/日未満)が基本です。
重症例では、水分制限も加えて前負荷を減らします。