正答4
解説
正解は4です。
脂質異常症の食事療法では、血中の脂質を上げる成分を控え、下げる成分を積極的に摂ります。
【選択肢別解説】
1:× 飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを上げます。
摂取エネルギーの7%未満に抑えるよう勧められています。
2:× トランス脂肪酸は、LDLコレステロールを上げ、HDLコレステロールを下げます。
摂取を控えるべき成分です。
3:× 果糖は、肝臓での中性脂肪の合成を促します。
特に高トリグリセライド血症では、果糖を含む加工食品や菓子を控えます。
4:○ 食物繊維、特に水溶性食物繊維は、腸管でのコレステロールや胆汁酸の吸収を抑えます。
LDLコレステロールの低下が期待でき、積極的な摂取が勧められます。
5:× エタノールは、中性脂肪を上げます。
飲酒はエタノール換算で1日25 g以下に抑えます。
【ポイント】
動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2017年版)では、炭水化物を50〜60%Eとし、食物繊維の摂取を増やすよう勧めています。
なお、2022年版では食物繊維を1日25 g以上摂ることが目標とされています。
控える成分は「飽和脂肪酸・トランス脂肪酸・コレステロール・果糖・アルコール」です。