健康教室への参加者が、ある効能をうたった、いわゆる健康食品に関する情報をインターネットで調べた。
これに続く参加者の行動とヘルスリテラシーのレベルの組合せである。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
ナットビーム(Nutbeam)によるヘルスリテラシーの3つのレベルと、具体的な行動の対応を問う問題です。
機能的ヘルスリテラシーは、情報を読んで理解する基本的な力です。
相互作用的(伝達的)ヘルスリテラシーは、情報を入手して他者に伝えたり、自分の状況に当てはめたりする力です。
批判的ヘルスリテラシーは、情報の信頼性を吟味し、批判的に分析して活用する力です。
【選択肢別解説】
1:× 体験談を読んで自分にも当てはまるかを考えるのは、情報を自分の状況に当てはめる行動です。
機能的ではなく、相互作用的(伝達的)ヘルスリテラシーに相当します。
2:× 情報の信頼性について議論するのは、情報を吟味する行動です。
読んで理解するだけの機能的ヘルスリテラシーではなく、批判的ヘルスリテラシーに相当します。
3:× 説明文書をよく読んで確実に理解するのは、情報を読んで理解する基本的な行動です。
相互作用的(伝達的)ではなく、機能的ヘルスリテラシーに相当します。
4:× 集めた情報を家族に伝えるのは、情報を他者とやりとりする行動です。
批判的ではなく、相互作用的(伝達的)ヘルスリテラシーに相当します。
5:○ 本当に効果があるのかを疑ってさらに情報を集めるのは、情報の信頼性を吟味する行動です。
批判的ヘルスリテラシーに相当し、組合せは正しい内容です。
【ポイント】
「読んで理解する」は機能的、「伝える・当てはめる」は相互作用的、「疑う・吟味する」は批判的と整理します。
いわゆる健康食品の情報では、情報源や根拠を確かめる批判的ヘルスリテラシーが特に重要です。