正答5
解説
正解は5です。
骨代謝のしくみ、骨代謝マーカー、骨の疾患の診断を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 骨軟化症は、ビタミンAではなくビタミンDの欠乏で生じます。
骨の石灰化が障害される疾患で、小児期に起こるものはくる病といいます。
2:× 骨基質は、破骨細胞ではなく骨芽細胞によって産生されます。
破骨細胞は骨を溶かして吸収する細胞です。
3:× 骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)は、骨吸収マーカーではなく骨形成マーカーです。
骨芽細胞がつくる酵素で、骨形成が盛んなときに上昇します。
4:× 尿中デオキシピリジノリンは、骨形成マーカーではなく骨吸収マーカーです。
コラーゲンが分解されるときに尿中に出てくる物質です。
5:○ YAM(若年成人平均値)は、骨粗鬆症の診断に用いられます。
脆弱性骨折がない場合、骨密度がYAMの70%以下であれば骨粗鬆症と診断されます。
【ポイント】
骨芽細胞は骨形成、破骨細胞は骨吸収と覚えます。
骨形成マーカーはBAPやP1NP、骨吸収マーカーはデオキシピリジノリンやTRACP-5bなどです。