正答5
解説
正解は5です。
輸血、透析、血液浄化療法などの治療法の特徴と適応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 自己血輸血は、主に予定手術で行われます。
手術前に患者自身の血液を採って保存しておく必要があるため、緊急手術には向きません。
2:× 自己血輸血では、GVHD(移植片対宿主病)は起こりません。
自分の血液を戻すため、免疫学的な拒絶反応や感染症のリスクが避けられます。
3:× 血液透析では、腹膜ではなく人工の半透膜(ダイアライザー)を用います。
腹膜を用いるのは腹膜透析です。
4:× 白血球除去療法は、過敏性腸症候群ではなく潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の患者に行います。
過敏性腸症候群は器質的な異常のない機能性疾患です。
5:○ LDL吸着療法(LDLアフェレーシス)は、家族性高コレステロール血症の患者に行われます。
食事療法や薬物療法で十分に下がらない高LDLコレステロール血症に対し、血液からLDLを除去します。
【ポイント】
自己血輸血は「予定手術」で「GVHDや感染のリスクがない」点が利点です。
血液透析はダイアライザー、腹膜透析は自分の腹膜を用いるという違いを押さえます。