正答5
解説
正解は5です。
ショック、意識障害、チアノーゼ、出血、黄疸といった代表的な症候の定義を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ショックでは、血圧が上昇するのではなく低下します。
急激な循環不全により、主要な臓器への血流が不足した状態です。
2:× JCS(Japan Coma Scale)は、呼吸機能ではなく意識障害の程度を評価する指標です。
3:× チアノーゼは、血中の還元ヘモグロビン濃度が低下したときではなく、増加したときにみられます。
毛細血管内の還元ヘモグロビンがおよそ5 g/dL以上になると、皮膚や粘膜が青紫色になります。
4:× 吐血は、気道ではなく上部消化管からの出血です。
気道からの出血を口から出すものは喀血といいます。
5:○ 黄疸は、血中ビリルビン濃度が上昇し、皮膚や眼球結膜が黄色くなる状態です。
血清総ビリルビンがおよそ2〜3 mg/dLを超えると、肉眼で確認できるようになります。
【ポイント】
吐血は消化管、喀血は気道という区別が頻出です。
チアノーゼは還元ヘモグロビンの絶対量で決まるため、貧血の強い人では出にくくなります。