正答4
解説
正解は4です。
循環器疾患の定義、分類、死亡動向、危険因子を問う問題です。
高血圧の基準は、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」に沿っています。
【選択肢別解説】
1:× 「収縮期血圧130〜139 mmHgかつ/または拡張期血圧80〜89 mmHg」は高値血圧です。
Ⅰ度高血圧は、収縮期血圧140〜159 mmHgかつ/または拡張期血圧90〜99 mmHgです。
2:× くも膜下出血は、脳内出血の1つではありません。
脳の表面を覆うくも膜の下の腔に出血するもので、脳実質に出血する脳内出血とは別の病型です。
3:× 最近10年間の死亡率は、脳梗塞が脳内出血を上回っています。
脳血管疾患による死亡の中で最も多いのは脳梗塞です。
4:○ 糖尿病は、動脈硬化を促進するため虚血性心疾患の危険因子です。
高血圧、脂質異常症、喫煙などと並ぶ主要な危険因子とされています。
5:× 虚血性心疾患の危険因子となるのは、non-HDLコレステロールの高値です。
低値ではなく高値が動脈硬化を進めます。
【ポイント】
高血圧の分類は、正常血圧(120/80未満)、正常高値血圧、高値血圧、Ⅰ度〜Ⅲ度高血圧の順で上がります。
脳血管疾患の死亡は脳梗塞が最多であることも押さえます。