Kクリニックに勤務する管理栄養士である。
外来患者の栄養食事指導を行っている。
患者は、41歳、男性。
今朝から右第一中足趾節関節に激痛を伴う発赤、腫脹を認め来院。
BMI 25.8 kg/m2、腹囲 92 cm、血圧 120/76 mmHg。
空腹時血液検査値は、血糖112 mg/dL、HbA1c 6.0%、尿酸 8.5 mg/dL、CRP 5.6 mg/dL。
ビールが好きで、ほぼ毎日欠かさずに飲んでいる。
20歳時と比較して、10 kg 程度体重が増加していた。
減量と節酒することを目標に具体的な食事計画を提示した。
栄養食事指導中に、普段の食事内容を聞き取った。
よく食べていた食品である。
控えるべき食品の助言として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
患者は母趾の付け根(第一中足趾節関節)の激痛と、尿酸8.5mg/dLの高値から痛風発作と考えられます。
高尿酸血症の食事療法では、プリン体を多く含む食品を控えます。
【選択肢別解説】
1:× 鶏卵はプリン体をほとんど含まない食品です。
目玉焼きを控える必要は特にありません。
2:× さつま揚げは魚のすり身の加工品で、プリン体の含有量は少ないです。
優先して控える食品ではありません。
3:× ボンレスハムのプリン体の含有量は少なめです。
優先して控える食品ではありません。
4:○ 鶏レバーは、プリン体を100g当たり300mg程度含む、プリン体が極めて多い食品です。
よく食べていたのであれば、控えるべき食品として最も優先されます。
【ポイント】
プリン体はレバーなどの内臓類、白子、干物、かつおなどに多く含まれます。
1日のプリン体摂取量は400mg程度を目安とし、アルコール、特にビールを控えます。