K市の市立保育園に勤務する管理栄養士である。
保育園に通う女児A子(9か月)の母親への栄養の指導を行っている。
母親から、A子が家庭で離乳食をあまり食べないので心配との相談を受けた。
A子は、身長72.5cm、体重8.7kg。
精神・運動機能の発達は良好である。
離乳食の与え方について、母親にたずねた。
現在、離乳食は歯ぐきでつぶせる固さで1日3回与えており、母乳は欲しがる時に飲ませているという。
この内容に対する栄養アセスメントである。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1です。
A子は9か月で、授乳・離乳の支援ガイド(2007年)の離乳後期(9〜11か月頃)に当たります。
離乳後期の目安は、歯ぐきでつぶせる固さ、1日3回食、母乳は子どもの欲するままに与えることです。
【選択肢別解説】
1:○ 歯ぐきでつぶせる固さで1日3回、母乳は欲しがる時に与えています。
いずれも離乳後期の目安に合っており、月齢に応じた与え方です。
2:× 歯ぐきでつぶせる固さは、離乳後期にふさわしい調理形態です。
不適切ではありません。
3:× 離乳後期は、1日3回食に進める時期です。
1日3回は多すぎではありません。
4:× 離乳後期の母乳は、子どもの欲するままに与えてよいとされています。
母乳を与えすぎているとはいえません。
【ポイント】
離乳の目安は、初期(5〜6か月)は滑らかにすりつぶした状態で1日1回から始めます。
中期(7〜8か月)は舌でつぶせる固さで1日2回、後期(9〜11か月)は歯ぐきでつぶせる固さで1日3回です。