経済的な困窮のために、「子どもに十分な食事を食べさせてあげられない」と悲嘆している親への栄養カウンセリングにおける、共感的理解を示す記述である。
正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
共感的理解とは、相手の感情をその人の立場で理解し、理解したことを相手に伝えることです。
同情や情報提供、解決策の提示とは区別されます。
【選択肢別解説】
1:○ 「辛いのですね」と相手の感情を言葉にして返しています。
これは感情の反映であり、共感的理解を示す応答です。
2:× 「お気の毒ですね」は相手を外側から憐れむ同情の表現です。
理由を詮索することも、共感的理解ではありません。
3:× 不足しやすい栄養素の説明は、知識の提供です。
親の悲しみの気持ちを受け止める応答にはなっていません。
4:× 子ども食堂の紹介は、社会資源の情報提供です。
支援として有用でも、共感的理解を示す行為ではありません。
5:○ 言葉に詰まったときにうなずき、待つ姿勢を示しています。
相手の気持ちを受け止める非言語的・言語的な共感の表現です。
【ポイント】
共感は「相手の立場で感じ、それを伝える」こと、同情は「自分の立場から憐れむ」ことです。
情報提供や助言は、共感的な関係が築けた後の段階で行います。