正答3
解説
正解は3です。
大気汚染物質ごとに、代表的な健康影響を対応させる問題です。
各物質が主にどの臓器・器官に作用するかを押さえることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 光化学オキシダントの主な健康影響は肺がんではなく、目やのどの刺激、呼吸器症状です。
光化学スモッグの原因となり、目がチカチカする、のどが痛むといった急性症状を起こします。
2:× 二酸化窒素の主な健康影響は中枢神経障害ではなく、呼吸器への影響です。
気管支炎やぜん息など、呼吸器疾患との関連が知られています。
3:○ 微小粒子状物質(PM2.5)は粒径2.5μm以下の粒子で、肺の奥まで入り込みます。
そのため気管支喘息などの呼吸器疾患を起こしたり、悪化させたりします。
循環器疾患や肺がんのリスクとの関連も指摘されています。
4:× トリクロロエチレンの主な健康影響は糖尿病ではありません。
有機溶剤であり、中枢神経の抑制や肝臓・腎臓の障害を起こし、発がん性も指摘されています。
5:× ダイオキシン類の主な健康影響は慢性気管支炎ではありません。
発がん性、生殖毒性、催奇形性、塩素ざ瘡などの皮膚症状が問題とされています。
【ポイント】
PM2.5は「小さいほど肺の奥まで届く」ため、呼吸器と循環器への影響が大きい物質です。
光化学オキシダントは目・のどの刺激、ダイオキシン類は発がん性・生殖毒性と整理しましょう。