食事を食べる速さがとても速いと話す、営業職の男性肥満者に対する栄養カウンセリングである。
管理栄養士が行動分析を行う際の質問である。
誤っているのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(行動分析の質問として不適切なもの)です。
行動分析では、問題行動の「きっかけ(先行刺激)」「行動」「結果」の3つの関係を明らかにします。
速食いがどんな状況で起こり、その後どんな気持ちになるかを聞くことが中心です。
【選択肢別解説】
1:× 速く食べる時の状況を尋ねる質問は、行動のきっかけ(先行刺激)を探るものです。
行動分析の質問として適切です。
2:○ 好きな食べ物を尋ねる質問は、食品の嗜好を把握するものです。
速く食べる行動のきっかけや結果を探る質問ではないので、行動分析としては誤りです。
3:× 人と一緒に食べる時も速いかを尋ねると、状況によって行動が変わるかがわかります。
きっかけを特定する質問として適切です。
4:× ゆっくり食べる時があるかを尋ねると、速食いが起こらない条件を探れます。
行動を変える手がかりになるので適切です。
5:× ゆっくり食べた時の気持ちを尋ねる質問は、行動の結果を探るものです。
望ましい行動を強化する手がかりになるので適切です。
【ポイント】
行動分析は「A(先行刺激)・B(行動)・C(結果)」の分析ともよばれます。
嗜好や知識を尋ねる質問は、行動分析ではなく食生活のアセスメントに当たります。