正答5
解説
正解は5です。
CKD(慢性腎臓病)の栄養アセスメントで、それぞれの評価に使う検査を問う問題です。
評価したい項目と、それを反映する指標を正しく対応させます。
【選択肢別解説】
1:× CKDの重症度分類には、原因疾患、GFR(糸球体ろ過量)区分、たんぱく尿(アルブミン尿)区分を用います。
尿中尿素窒素値は用いません。
2:× たんぱく質摂取量の推定には、24時間蓄尿の尿中尿素窒素排泄量からMaroni(マロニー)の式を用います。
血清総たんぱく質値では、摂取量は推定できません。
3:× 食塩摂取量の推定には、24時間蓄尿の尿中ナトリウム排泄量を用います。
血清ナトリウム値は体内で一定に保たれるため、摂取量の推定には使えません。
4:× ビタミンDの活性化障害は、血清カルシウム、リン、副甲状腺ホルモン(PTH)などで評価します。
血清カリウム値では評価できません。
5:○ 代謝性アシドーシスでは、酸を中和する重炭酸イオン(HCO3−)が消費されて減少します。
そのため動脈血の重炭酸イオン値で評価します。
【ポイント】
摂取量の推定は「尿」で行い、たんぱく質は尿中尿素窒素、食塩は尿中ナトリウムを使います。
CKDが進むと腎臓での酸の排泄が減り、代謝性アシドーシスが起こります。